あのお方のモデルは地蔵菩薩！？持っている玉の正体も解明

鬼の頂点の存在であるあのお方について、そのモデルは地蔵菩薩ではないかという考察をしていきます。

地蔵菩薩とは

地蔵菩薩は仏教の信仰対象である菩薩の一尊であり、よく「お地蔵さん」「お地蔵様」と呼ばれる存在です。

この呼び方であれば誰もが聞いたことあるのではないでしょうか。　

同じく地蔵菩薩という存在を考えているインドのサンスクリット語では、地蔵菩薩は「クシティガルバ」と呼ばれています。

何となくですが、あのお方に初めて会った「クヴィティダラ」に似ていませんか？

また、クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」という意味があるそうです。

胎児や子宮との関連性が考察されているあのお方と、これまた共通点があります。

胎児や子宮についてはこちらの記事をご覧ください。

さらに、地蔵菩薩は日本では「子供の守り神」として信じられています。

人肉を求めるような存在が守り神？と疑問に思う方もいるかもしれませんが、あのお方は水子供養（胎児や子供の供養）をしっかりと行っており、子供に関しての信仰心が伺えます。

水子供養などに関しては、こちらの記事をご覧ください。　

地蔵菩薩は天国と地獄の二世界間を自由に行き来することができたとされています。

まさに鬼世界と人間世界の二世界の間にいるあのお方のような存在ではないでしょうか。

地蔵菩薩は、ネックレスをつけていることがしばしばあります。

ムジカのペンダントについては未だ何も明かされていませんが、この地蔵菩薩のネックレスをモチーフにしたとも考えられます。

また、あのお方がいつも手に浮かべている玉が何なのか、気になっていませんでしたか？

あのお方のモデルが地蔵菩薩であるならば、それは間違いなく宝珠でしょう。

地蔵菩薩は宝珠と呼ばれる玉を常に持っており、宝珠はサンスクリット語で「思考の珠」「意のままに願いをかなえる宝」という意味があります。

これはかなり決定的ではないでしょうか。

エマのモデルともされている閻魔と地蔵菩薩との関係性なのですが、日本仏教では閻魔と地蔵菩薩は同じ存在、もしくは閻魔は地蔵菩薩の化身とされています。

エマがあのお方になるという考察もあるので、この辺りはエマの正体やエマの “ごほうび” と関わってくるかもしれませんね。

今回はあのお方のモデルが地蔵菩薩であるという考察をしました。

約ネバはギリシャ神話や日本仏教をモチーフにしていることはほぼ間違いないと思っているので、今回の考察も可能性としてはそこそこあると思っています。