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認識番号から食用児の歴史を割り出してみる

考察
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GFハウスの食用児の認識番号(マイナンバー)から、食用児の歴史を割り出すことができます。

 

参考にした過去記事

以前、判明している全食用児の認識番号をまとめました。

 

また、GFハウスの認識番号は「逆読みの法則」という番号の法則があり、逆から読むと年齢順に並んでいます。

 

認識番号と年齢

認識番号を逆から読むと年齢順になっているということで、逆算すれば認識番号00000の食用児が農園に入れられた時期、つまりGFハウスが始まった時期が分かるのではないかと考えました。

 

ということで、今回はGFハウスの中でもそれぞれ年齢の離れた

  • イザベラ
  • クローネ
  • エマ
  • キャロル

の4人の認識番号を参考にします。

 

この4人の認識番号と年齢を調べていきます。

 

イザベラ

イザベラの認識番号は「73584」です。

 

また、イザベラの年齢は3巻のp.98でクローネによって明かされています。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、3巻 p.98

イザベラは2014年生まれの31歳だということが分かります。

 

ちなみに、実はイザベラの年齢は1巻のうちに読者には明かされています。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、1巻 p.110

 

クローネ

クローネは認識番号「18684」です。

 

また、自身でエマたちに26歳だと明言しています。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、3巻 p.98

 

エマ

エマの認識番号は、もちろん「63194」ですよね。

 

また、エマの年齢は1巻の時点で11歳です。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、1巻 p.12

 

キャロル

キャロルの認識番号は「53494」です。

 

また、GFハウスには1歳の子供が連れてこられています。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、1巻 p.159

 

そのため、1巻で連れてこられたキャロルは1歳だと分かります。

 

認識番号と年齢まとめ

4人の認識番号と年齢をまとめると、以下のようになります。

認識番号年齢
イザベラ7358431歳
クローネ1868426歳
エマ6319411歳
キャロル534941歳

 

入園時期と年齢

それでは、認識番号を逆順にして改めてまとめてみます。

認識番号の逆年齢
イザベラ4853731歳
クローネ4868126歳
エマ4913611歳
キャロル494351歳

 

そしてそれぞれの間を計算してみると、このようになります。

 

1年に30人ほど農園に入れられていることが分かりますよね。

GF農園には5つのプラントがあるので、1つのプラントで言うと1年に6人、つまり2ヶ月に1人新しい食用児が入れられる(=出荷される)ということになります。

 

GF農園最初の年

1年で30人が農園に入れられるということが分かったので、GF農園が始まった年を逆算してみましょう。

 

キャロルが2044年生まれで49435人目なので、

49435 ÷ 30 ≒ 1648 より

2044年の1648年前にGF農園が始まったという計算になります。

 

しかし、実際には1000年前に約束が行われたので、それより前からあることはありません。

ということは、昔は今よりも大人数の食用児が農園に入れられていたことになります。

 

理由としては

  • 今よりも技術が進歩していなかったので、失敗や不良も多く余裕を持って飼育する必要があった
  • 今よりも鬼の数が多かった
  • 今よりも多くの人間を食べていた

あたりが考えられます。

 

個人的には「邪血が見つかっていなかったため、多くの人間を食べる必要があった」というのが理由だと考えています。

 

現在の王家など、邪血を摂取した鬼は人間を食べなくても形質や知性を維持することができます。

その上で、嗜好品として人間を食べています。

 

一方で邪血の存在を知らなかった頃の王家は、少しでも人間を食べない状態があると知性が衰えてしまうという危機感が常にあり、そのためにできる限り多くの人間を食べていたのではないかという考察です。

 

まとめ

GF農園の認識番号から、農園の歴史を計算してみました。

ここら辺の歴史については本編で触れられなさそうですが、このように本編に出てきた要素から考察できるのは面白いですよね。

コメント

  1. おもしろいですね!

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