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約ネバの世界設定がジブラルタルである根拠まとめ

考察
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約束のネバーランドの国設定は、ジブラルタルであるという説が濃厚になっています。

既に言われている根拠から新たな根拠まで、一挙ご紹介します。

 

この記事では、ジブラルタルに関する事実から共通点を探すというよりも、約ネバで描写されていることから考察することを中心にします。

 

maesaquTV さんの考察

YouTuberのmaesaquTVさんが、動画で

「約束のネバーランドの国設定はジブラルタルである」

ということを考察紹介されていました。

【ファン必見!】国設定はここで確定かッ・・・!【約束のネバーランド】
「【ファン必見!】国設定はここで確定かッ・・・!【約束のネバーランド】」、maesaquTV、YouTube

まずはこの動画で触れられている根拠についてご紹介します。

 

レイの分析

レイは1巻 p.131で、ハウスがある地域について大まかな分析をしています。

 

その内容がこちら。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、1巻 p.131

レイの分析通り、

太陽が南寄りに昇って見えることから北半球

四季があることから中緯度

であることが分かります。

 

ただ、これだけではまだかなりの数の国が含まれています。

 

ISBNコード

書籍には識別番号として「ISBNコード」というものが振られています。

ISBN(Wikipedia) → https://ja.wikipedia.org/wiki/ISBN

 

このISBNコードが約束のネバーランドにも出てきます。

それが3巻 p.98です。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、3巻 p.98

 

「ISBN978-0-」まで読むことができます。

 

このISBNコード、実は地域や言語ごとに数字が決められています。

今回の「ISBN978-0」は英語圏

このISBNコードが使われている国/地域は、

「オーストラリア」「カナダ」「ジブラルタル」「ニュージーランド」「南アフリカ」「イギリス」「アメリカ」「ジンバブエ」

です。

 

先ほどの「北半球」「中緯度」という条件と合わせると、以下の国に絞ることができます。

  • カナダ
  • ジブラルタル
  • イギリス
  • アメリカ

 

maesaquTV さんの動画では、

「この中で明らかにジブラルタルだけ浮いている」

「約ネバの世界と共通点が多い」

という理由で、約ネバの世界設定はジブラルタルだという結論に至りました。

 

この動画を拝見した時は非常に納得したのですが、

「もっと断定できないか?」

と思いました。

 

ということで、これ以降の考察は僕自身によるものです。

 

気温と服装に着目

もう一度「北半球」「中緯度」「英語圏」という条件に当てはまる国/地域を確認すると、

  • カナダ
  • ジブラルタル
  • イギリス
  • アメリカ

です。

 

さて、この候補を見て思ったのですが、

カナダとイギリスは果たして「中緯度」なのか?

 

調べてみると「中緯度」というのは正確に基準が決まっている訳ではなく、

北緯20度〜50度、または北緯20度〜60度の地域を指す場合が多い

とのことでした。

 

カナダとイギリスは北緯50度〜60度あたりに位置しているので、一応「中緯度」と分類してもおかしくないようです。

ただ、漫画内で「中緯度」だと断定しているのにも関わらず、曖昧な地域であるというのは若干可能性が低いかな、とも思います。

 

そこで着目したのが食用児たちの服装

例えばGFハウス脱出時の服装はこちら。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、4巻 p.188

上半身は長袖シャツにカーディガン、下半身は長ズボンですね。

 

そして、この脱出はレイの誕生日に実行されたので、この日は1月15日です。

候補の国/地域について、気象庁のデータ
https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/climfig/?tm=normal&el=tn
を参考に1月の平均気温を調べてみると

  • カナダ ・・・ 〜0℃付近
  • ジブラルタル ・・・ 15℃付近
  • イギリス ・・・ 5℃付近
  • アメリカ ・・・ -15℃〜15℃付近(広いので幅がある)

とのこと。

 

カーディガンを羽織るぐらいでは、カナダとイギリスの気温では厳しいですよね。

このことから、候補はジブラルタルとアメリカの2つに絞られます。

 

特にジブラルタルは、「高温夏季地中海性気候」という気候区分に分類されます。

地中海の海流の影響で、緯度の割に冬季も温暖な気候になっています。

 

ジブラルタルの気候であれば、エマたちの服装でも大丈夫でしょう。(若干寒い気はしますが)

とにかくカナダとイギリスは無しです。

 

ヨーロッパ中心の世界地図

1巻のp.131には、世界地図が描かれています。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、1巻 p.131

 

よく見ると普段見慣れた世界地図ではありませんね?

 

そうです。ヨーロッパを中心とした世界地図です。

知っている方もいるかもしれませんが、日本で使われている「日本を中心とした世界地図」は世界的に見るとほとんど使われていません。

 

世界地図は自分の国を中心にしたものが使われることが多く、アメリカではアメリカを中心に描いた世界地図が使われることも多いそうです。

 

つまり、ジブラルタルとアメリカの2択であればジブラルタルの方が可能性が高い訳です。

 

レイが最後に読んだ本

気温と服装、世界地図の描写によってジブラルタル説はかなり濃厚になりましたが、それ以上の決定打が描かれています。

 

それは、レイが最後に読んだ本の表紙

 

4巻のp.148にレイが最後に読んだ本が描かれています。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、4巻 p.148

この本には白井先生の「約ネバ・マニアック見所」でも取り上げられていたことから、何か重要な秘密が隠されているはずです。

 

本の表紙に注目してみてください。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、4巻 p.148

四角で囲われた枠の中に、何かが描いてあります。

 

そして、ジブラルタル付近の地図がこちら。

 

…これは決定打ですよね。

約ネバの世界設定はジブラルタルで確定ではないでしょうか。

 

まとめ

今回は約ネバに実際に描写されている内容から、世界設定がジブラルタルであるという考察をしました。

 

逆に、約ネバの世界設定がジブラルタルだと仮定した上で、約ネバ世界との共通点を探した記事がこちら。

こちらも是非ご覧ください。

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