155話で驚愕の展開に
さて、155話ですが、女王レグラヴァリマが復活し、体が進化(?)した結果・・・
なんとクローネを含め、死んだと思われていた人々や鬼が再登場しました。
どういうこと?と思う方がほとんどではないでしょうか。
なぜ体が形態変化したのか
なぜ形態変化したのか、についてなのですが
単に本気を出したということではないと考えています。
もし本気を出した時にあの姿になるのだとしたら、ノーマンにトドメを刺される前に既になっているはず。
形態変化する直前、シスロの足を食べる場面があり、そのあとすぐに形態変化をしました。
つまり、シスロの足を摂取したことが形態変化の原因ではないかと思います。
シスロはラムダ出身なので、ラムダの人肉を食べたということになります。
ラムダで投薬されていた何かが影響したのでしょうか。
食べられた人たちが出現した理由
今回の話での大きな疑問は「なぜ食べられた人たちが出現したのか」ですよね。
クローネが話しかけてくるところなんかはもうホラーです。
おそらく女王がこれまでに食べた人たちが現れた、ということだと思います。
この理由は大きく分けると主に3つ考えられます。
- シスロの人肉(ラムダ出身者の人肉)を摂取したことが原因
- 毒で死んだ鬼たちを摂取した(結果毒を摂取した)ことが原因
- 鬼の頂点の「あのお方」の能力が原因
ラムダ出身者の人肉を摂取したことが原因
シスロはラムダでの実験の副産物として、人間離れした力を手に入れました。
実験では何らかの薬を投薬されていたはずなので、その薬がレグラヴァリマの体に作用した、という予想です。
人間の力を増強させる効果があるため、取り込まれた人たちの力も増強されて出てきた、みたいな感じかと思ったのですが、鬼も出てきているので微妙そうです。
毒を摂取したことが原因
そこらに倒れていた鬼たちを食べたことで、レグラヴァリマはノーマンたちが作った毒を間接的に摂取しました。
その毒は鬼の知性を無くして野良鬼に還すような作用があるので、これまでに摂取した人間や知性鬼(=知性)が排出された、という考え方もできそうです。
「あのお方」の能力が原因
食べられた人々が出てきたあと、鬼の頂点の存在である「あのお方」らしき人物がその中から登場します。
このことから考えると、「あのお方」が何らかの力を使って出現させたとも考えられます。
「あのお方」は時空を操ることができるため、食べられた人たちを元通りにすることができても不思議ではありません。
もしくはDNAや記憶などから人体錬成みたいなことができる能力なんかがあったりとか。
「あのお方」らしき人物の正体
人塊の中から出てきた「あのお方」らしき人物ですが、本当に「あのお方」なのでしょうか。
エマが以前昼と夜の場所で会った「あのお方」とは、見た目がかなり違っています。
しかしジャンプ155話の最後、「あのお方」らしき人物が出てきた場面には「鬼々の頂点の存在、その正体とは」と次回予告が書かれており、今回出てきた人物が「鬼に頂点の存在」だということが前提とされています。
そして、今回出てきた「あのお方」は顔がなくのっぺらぼうでしたが、6つの塔で祀られていた鬼ものっぺらぼうでした。(12巻 p.120)
ということで、今回出てきた人物は「あのお方」でほぼ間違いないため、
- 昼と夜にいた「あのお方」は実は「あのお方」ではなかった
- 昼と夜にいた「あのお方」は姿を変えて今回登場した
のどちらかということになります。
さすがに昼と夜で約束を結んでいるので、本当の「あのお方」ではあるのかなと思ってはいますが、姿形が大きく違ったり指の本数とかも違ったりしているのを考えると言い切れないな、という感じです。
「あのお方」の正体について、ますます疑問が出てきましたね。
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