以前、約束のネバーランドの世界設定についての考察記事を挙げました。
約束のネバーランドはジブラルタルをモデルにしている、というのは間違いないと思います。
そして、その根拠のひとつが上記考察記事でも説明しているようにISBNコードでした。
ISBNコード
3巻のp.98では、本の識別番号である「ISBNコード」が描写されています。
このISBNコードは国や言語ごとに数字が割り振られており、描写されている「ISBN978-0-」というのは英語圏であることを示しています。
しかし、これを確認するまでもなく、約束のネバーランドの世界が英語圏であることは明白だったのです。
コニーの絵
コニーの出荷直前、コニーが描いた絵をイザベラが見ている描写があります。
そこに描かれているコニーの絵を見ると、「MOM」「ME」と書かれているのです。
幼いコニーが書いていることからも、母国語が英語である可能性が高いと思われます。
しかし、良い脳が集まるGF農園ですので、幼い頃から外国語教育を受けていたために英語で書いた、という可能性も考えられなくはないでしょう。
作中の文字は全て日本語
さて、お気付きでしょうか。
約束のネバーランドでは、セリフこそ日本語で書かれていますが、作中に出てくる文字のうち読めるものは全て英語なのです。
(遊び心でローマ字を使って書かれたものは多少ありますが)
1話の中だけでも、英語表記で描写されている部分が多くあります。
例えばこちら。
テストの文字は英語です。
毎日のテストは外国語教育をしっかりする前から行われていると考えるのが自然でしょう。
さらに、テストで他の部分を測りたいのに、わざわざ外国語で表記する必要はないように思えます。
そしてこちら。
カレンダーのコニーの出荷日に印がつけられ、「conny」と英語で書かれています。
さすがにカレンダーのメモ書きは母国語で書くのが当然でしょう。
つまり、母国語が英語であることが分かります。
まとめ
他の巻を見ても、表記されている文字は全て英語でした。
何気なく見ていた部分ですが、実は英語圏の設定だということは最初から示されていたのです。
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