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約ネバと「不思議の国のアリス」との共通点

考察
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約束のネバーランドは物語「不思議の国のアリス」との共通点が多くあり、モデルになっているのではないか、と言われています。

 

約束のネバーランド考察YouTuberのクロさんも動画を挙げています。

【約束のネバーランド】最終回"夢オチ説"に新事実!?ヤバイ伏線が不思議の国のアリスに隠されていた!?夢の秘密を考察(ネタバレ注意)【THE PROMISED NEVERLAND】

 

この記事では、約束のネバーランドと不思議の国のアリスの共通点をまとめます。

 

白うさぎ

不思議の国のアリスの物語は、少女アリスが白うさぎを追いかけることから始まります。

約束のネバーランドもリトルバーニー(白うさぎ)から物語が始まりますよね。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、1巻 p.56

 

また、不思議の国のアリスの白うさぎは懐中時計を常に持ち歩いています。

https://kids.disney.co.jp/character/shirousagi.html

 

リトルバーニーもよく見ると、首に時計を付けています。

 

また、イザベラの懐中時計型の受信機にも関連しています。

 

穴に落ちる

不思議の国のアリスでは、アリスが白うさぎを追いかけて穴に落ちます。

約束のネバーランドでも、脱獄してすぐに穴に落ちます。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、5巻 p.97

 

また、1巻の表紙もよく見てみると空の周りが丸く囲まれており、穴の中にいるような描写になっているのです。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、1巻 表紙

 

さらに、不思議の国のアリスに登場する穴は、このような感じです。

https://ciatr.jp/topics/163746

 

1巻、13巻、16巻などの表紙にそっくりな部分がありますよね。

これらの表紙は「不思議の国のアリス」でアリスが落ちた穴を参考に描いているのかもしれません。

 

金の鍵

その後、不思議の国のアリスでは、アリスが金の鍵を拾います。

約束のネバーランドでも、金の鍵が登場しますよね。

イザベラの秘密の地下室の鍵です。

 

漫画内では白黒なので鍵の色までは分からないのですが、3巻の表紙に描かれた鍵を見ると、金色の鍵であることが分かります。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、3巻 表紙

 

薬とクッキーによる体の変化

不思議の国のアリスでは、主人公のアリスは薬を飲んで体が小さくなったり、クッキーを食べて体が大きくなったりします。

 

約束のネバーランドでもクッキーが登場しますよね。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、14巻 p.29

 

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、7巻 p.28

 

さらに、体が小さくなったり大きくなったりするのは、七つの壁での体験に通じているのではないでしょうか。

七つの壁では、体が幼くなったり逆に老けたりしますよね。

 

終わらないお茶会

不思議の国のアリスでは、「狂ったお茶会」と呼ばれる終わらないお茶会が開かれ、アリスが参加します。

約束のネバーランドでも「お茶会」という言葉は使われていますよね。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、13巻 p.61

 

なかなか「お茶会」という言葉を使うことは少ないかと思うので、あえて「お茶会」と言っているのは不思議の国のアリスに合わせているのではないかと思います。

 

「終わらない」お茶会というのは「ずっとユウゴの心の中に残っている」ということなのではないでしょうか。

 

お茶会メンバー

不思議の国のアリスでのお茶会を行ったメンバーは、主人公のアリスと、「三月ウサギ」「帽子屋」「眠りネズミ」です。

https://cafe.u-u.cc/salone/2018321/

アリス以外のこの3体、ゴールディ・ポンドの主要な鬼である「バイヨン」「レウウィス」「パルウゥス」に外見が似ていませんか?

 

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、9巻 p.130

 

バイヨンのウサギのような顔の形、レウウィスの帽子、パルウゥスのネズミのような見た目・サイズと、まさにお茶会メンバーをモチーフにしていると言えると思います。

 

バラを赤く塗る

不思議の国のアリスの中盤で、白いバラをペンキ赤く塗っている場面があります。

女王は赤い薔薇が好きなのに、間違えて白いバラを植えてしまったために、赤いペンキで塗って誤魔化そうとしているのです。

 

これは約束のネバーランドの「ヴィダ」と似ています。

白いつぼみの状態で茎を刺すと、血を吸収して花が赤く染まりますよね。

 

物語の結末

「不思議の国のアリス」の物語の結末は、実は不思議な冒険は全てアリスの夢の中の話であり、アリスは目が覚めると姉の膝枕で寝ていたことを知ります。

 

以前約束のネバーランドの夢オチ説について考察記事を書きましたが、不思議の国のアリスの物語が夢オチであるならば、可能性も少し高まったのではないでしょうか。

 

とはいえ、不思議の国のアリスのようにただ単に「全ては夢の中だった」という結末は信じがたいので、あったとしても夢の可能性を示唆するような感じの結末なのかな、とは思います。

 

出産との関係

「不思議の国のアリス」の物語は、「出産」をモチーフにしているともされています。

 

約束のネバーランドも「出産」と関わりがあるのではないか、という記事を以前挙げました。

 

アリスの原作と続編

「不思議の国のアリス」は、同じ作者が書いた元になった話があります。

それが「地下の国のアリス」

 

約束のネバーランドでは地下の描写が多く、地下と密接な関わりがあります。

例えばこんな感じ。

 

 

さらに「不思議の国のアリス」には続編「鏡の国のアリス」という物語があります。

 

この「鏡」というのも約束のネバーランドの序盤ではかなり重要な要素ですよね。

 

このように「不思議の国のアリス」の前後に書かれた物語にも、約束のネバーランドとの共通点が存在するのです。

 

「不思議の国のアリス」作者

ここまでお話ししてきた「不思議の国のアリス」という物語の作者は、キャロルという名前なのです。

 

「キャロル」という名前は約束のネバーランドにも出てきますよね。

しかも、割と重要人物そうなのに未だにほとんど作中で描写されていません。

 

今後重要人物として再び登場する可能性があります。

 

「不思議の国のアリス」コラボ

実は以前、約束のネバーランドは「不思議の国のアリス」コラボをしていたことがあります。

 

もしこのコラボ自体が伏線になっているとしたら…?

 

まとめ

「不思議の国のアリス」と「約束のネバーランド」の共通点を挙げてみました。

 

根拠が薄いので記事内には書かなかったのですが、ソンジュがチェシャ猫(根拠:笑った口)、ムジカがあおいもむし(根拠:主人公を助ける)と関連しているのではないか、とも思います。

 

作品のモデルになっているとみてほぼ間違いないのではないでしょうか。

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