「約束のネバーランド」というタイトルの意味について、考えたことがありますでしょうか。
今回はその真の意味について考察をしていきます。
「約束」とは?
約束のネバーランドでは、タイトルにも入っているように「約束」が重要な要素になっています。
1000年前、人間と鬼はこれ以上争わずにお互い世界を棲み分けるという「約束」を結びました。
加えて「もう一つの約束」が結ばれた、ということがわかっていますが、その内容については現時点では明らかになっていません。
そして、エマはさらに「新たな約束」を鬼のボスと結ぶことを目的としています。
この「新たな約束」も内容はまだ明らかになっていませんが、これは物語の最終目的とも思えるためタイトルの「約束」はこの「新たな約束」を主に指しているのではないかと思います。
「ネバーランド」とは?
続いて「ネバーランド」ですが、これはピーターパンの物語に登場する国で、そこに住んでいる子どもたちは年を取らないという特徴があります。
Wikipediaによると、
異世界・ネヴァー・ネヴァー・ランド(ネバーランド)に移り住むと、親とはぐれ年を取らなくなった子どもたち(ロストボーイ)同様、年を取らなくなり移り住んだ時の姿のままで過ごすことになる
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
ということです。
約束のネバーランドでは、農園の子どもたちは12歳になると出荷されて殺されてしまいます。
そのため、大人になることができません。
そのような部分から、
「大人になれない子どもたちの世界」=「ネバーランド」
と表現しているのではないだろうか、という考察です。
つまり「約束のネバーランド」とは
以上から、「約束のネバーランド」というタイトルには
「人間と鬼の約束によって生み出された、大人になれない子どもたちの世界」
という意味が込められていると思います。
「約束のネバーランド」真の意味
さて、結論は出たようにも思えますが、本当にこれが全てでしょうか?
私はこの「約束のネバーランド」というタイトルには、もうひとつの意味が込められているのではないか、と思っています。
それは、「鬼たちにとってのネバーランド」という解釈です。
先程までの考察では、大人になる前に出荷されてしまうということから人間(食用児)にとってネバーランドだという話でした。
しかし、鬼たちにとってもネバーランドになっていると思うのです。
鬼は人間を食べ続けることで知性や形状を保ち続けることができます。
しかし、人間界で人間を食べ続けてしまうと、いつかは人間が絶滅してしまいます。
鬼たちは食用児が多くいる環境を与えられたことで、知性や形状を保ち続けられるようになった(≒年を取らなくなった)のです。
つまり、人間と鬼が交わした「約束」によって鬼たちの「ネバーランド」ができた、ということです。
真の意味の根拠となるもの
さて、先ほど述べた「真の意味」では鬼たちにとっては良い環境である「ネバーランド」が約束されたわけですが、ここで約束のネバーランドの英語版タイトルを思い出してみてください。
「The Promised Neverland」
「約束されたネバーランド」なのです。
「約束された」という表現は食用児たち視点よりも鬼たち視点の方がしっくりきますよね。
このタイトルには「食用児たちのネバーランド」「鬼たちのネバーランド」の両方の意味が含まれているのではないかと思うのですが、むしろメインの意味としては「鬼たちのネバーランド」なのかもしれません。
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