約束のネバーランドのロゴには、ある秘密が隠されています。
一般的に広く知られているものから、まだ誰も指摘していないようなことまで、約ネバロゴの秘密について迫っていきます。
約ネバのロゴってどんなの?
勝手にロゴを転載してしまうのは問題かもしれないので、似たようなものを描きました。
約束のネバーランドのロゴでは、「バ」の文字から3本線が伸びている表現になっています。
また、本来ならば「束」の縦線がヴィダ(?)になっているのですが、今回はここには触れないので描いていません。
「バ」から伸びる3本線に当たると…?
まずは約ネバの考察の中でもかなり有名な部類に入る、「バ」から伸びる3本線の意味です。
おそらく約ネバの考察の中で一番有名な説が、
「コミックスの表紙で3本線が当たっている人はその巻で出荷される」
というもの。
コミックス表紙のロゴは、多くの場合右上に向かって3本線が伸びているのですが、いくつかの巻だけ左下に伸びています。
それは1巻、4巻、7巻。
1巻ではコニーが、4巻ではノーマンが3本線に当たっており、ともにその巻で出荷されています。
また、7巻ではキャラクターには当たっていませんが、巻数の「7」と「判断」に当たっています。
この巻では、エマがA08-63に向かおうと判断し、その後判断が間違っていたのではないか、とエマは悩み始めます。
3本線が「判断」に当たっているというのは「判断」を誤った、ということを意味しているのかもしれません。
「7」に関しては「7つの壁」を表している…?
ここに関しては「7」にも意味があるのかはわかりませんが、何かしら意味があるのかな、と考えています。
3本線の意味
実はこの3本線には、ある意味が込められています。
それは、この3本線が「エマ、レイ、ノーマン」を表しているというもの。
この説は作者の白井先生が公式発表しているので、間違いない情報です。
ロゴを作成したデザイナーの方がこの意味を込めてくださったそうで、正確には上から「ノーマン、エマ、レイ」の順だそうです。
コミックスでは描かれていないのですが、ジャンプでは30話〜31話のノーマンが出荷された場面で、3本線の1番上が消えており2本線になっています。
「3本線に当たると出荷」の本当の意味とは
先ほど「3本線に当たった人は出荷される」という話をしましたが、この3本線が「エマ、レイ、ノーマン」を表しているとなると、別の意味も含まれていると感じられます。
それは、「エマ、レイ、ノーマンの誰かによって出荷された」ということを表している説。
1巻でコニーが出荷された時は、この当時はまだ明らかになっていませんでしたが、実はレイは出荷のことを知っており、イザベラに加担するような形を取っていました。
実際には悪意があったわけではなく、直接手を下していたわけでもないため「レイのせいで出荷された」とまではもちろん言えないですが、レイも一部加担していた、黙って見ていたのは確かです。
また、ノーマンの出荷の際は3人とも出荷のことを知っており、ノーマンが自ら進んで出荷されたという経緯でした。
さらに7巻の「判断」については、エマが判断を下し、その判断の結果を悩むというストーリーで、エマによって「判断」が下される巻です。
これまで1巻、4巻、7巻で3本線が左下に伸び、ある人や言葉に当たっていましたが、それらはエマ、レイ、ノーマンが主体となって行なった行動である、ということを示しているのではないでしょうか。
ロゴに隠されたさらなる意味
上記2つの説は、あらゆるところで言われている有名な考察です。(2つ目に関しては公式情報ですが)
これら2つの説を踏まえて、新たな説を唱えます。
約ネバのロゴには、3本線が右上に伸びているバージョンと、左下に伸びているバージョンの2種類があります。(例外的に2本線の場合もありましたが)
そして、その2種類を比べてみると、3本線が伸びている方向以外にも違いがあるのがわかるかと思います。
そうです。文字の配置が変わっています。
「レイアウトの関係では?」と言われればそれまでですが、今回は何か意味があるとして考察してみます。
エマは鬼のボスと「新たな約束」を結ぶことを目的としています。
おそらくこの「約束」を結ぶことが約ネバの最終目的になるのではないか、と考えられるでしょう。
そして、先ほど述べたように3本線はエマたちを表しています。
これらを踏まえてロゴを見てみると、「約束」と「エマたち(3本線)」が結ばれないような配置になっていることが分かります。
これはエマたちが約束にたどり着いていないことを表現しているのではないでしょうか。
そして、最終巻/最終話では3本線が右上、「約束の」が中央揃えになって3本線と「約束」が重なり、エマたち3人が約束を結ぶことを表現するのではないでしょうか。
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