この記事はジャンプ166話の内容を含みます。
ネタバレに注意してください。
166話で明らかになった作戦
166話ではついにエマたちのGF農園潜入作戦が始まりました。
166話全体についての記事はこちら。
166話では、最後に「GF農園を占拠する」という作戦だということが明らかになりました。
これがどういう意図なのか、そして次回167話以降ではどういう展開になるのか、いくつか考察してみます。
火事を起こす
以前考察したように、何らかの形でGF農園を火事にする、という作戦。
地下に立てこもることで、地上での火事から身を守ることができます。
しかし、この作戦だとラートリー側にダメージを与えることがほとんどできません。
ラートリー側も地下に多くの人がいますし、地上にいる王兵たちも普通に避難・対処できてしまいそうです。
また、火事になったところで数時間もすれば治まってしまうので、立てこもったあとどうしようもないかな、という感じ。
ラートリー側の多少の混乱は期待できるので、それに乗じて逃げ出すというのも考えられなくはないですが、イザベラやほかの鬼たちが備品庫を監視している中逃げ出すのは無理があると思います。
備品庫の抜け道から逃げる
エマたちはミネルヴァさんのペンによって、GF農園の設計図を把握しています。
そのため、もし第2備品庫に秘密の抜け道のようなものが存在するのであれば、備品庫に立てこもっていると見せかけている間にこっそり抜け出す、なんてことも可能かもしれません。
しかし、抜け道のある可能性が少しでもあるような場所に食用児たちを閉じ込めたとは考えにくいですし、「占拠する」というエマのセリフも違和感があります。
フィルの助けを待つ
自分たちは第2備品庫に立てこもり、他のプラントにいるフィルの助けを待つという作戦。
いまだにフィルは登場していないので、そのフィルが助けに登場するという展開です。
個人的には胸アツなのですが、現実的ではないでしょう。
警備が固められている中、フィルが第2備品庫にたどり着けるとは思えませんし、そもそもエマたちがGF農園に帰ってきていることをフィルが知る術は今のところありません。(騒がしいな、ぐらいは感じるかもしれませんが)
ソンジュとムジカの助けを待つ
ソンジュとムジカは現在逮捕されてしまっていますが、そこから抜け出してエマたちを助けに来る、という展開。
エマたちはソンジュとムジカを信じて、備品庫に立てこもるということになります。
もしソンジュがGF農園に来てくれれば、2000の王兵にも対応できるのではないかとは思います。
しかし、大僧正様を復活させたり、民衆側の対応をすることで手一杯な感じはあるので、あまり助けは期待できないのではないでしょうか。
真相が民衆に広まるまで待つ
エマたちがいるのは「備品庫」です。
つまり、食料やその他の生活に必要なものは十分に揃っている可能性があります。
そのため、長い間この備品庫で立てこもり、ソンジュたちが民衆に真相を広めるまで待つ、という作戦。
食用児たちに罪はなく、ラートリーが絶対悪だという思想が広まれば、鬼達によってラートリー家は滅ぼされるかもしれません。
まあ可能性は完全にゼロではありませんが、そこまで時間が経つ前にラートリー側が何かしらの対処をするでしょうし、何よりひたすら待つというのは展開として面白くありません。
これはなさそうです。
GF農園を爆破すると脅す
個人的に推している説です。
シェルターやゴールディ・ポンドには、どちらも緊急破壊装置がありましたよね。
GF農園にも同様に緊急破壊装置があり、もし何らかの方法でエマたちが手にしていた場合、備品庫に立てこもって脅すという作戦はかなり合理的です。
そもそも「GF農園を占拠する」という作戦が第2備品庫だけで完結するのでは、違和感というかしょぼい感じがあります。
しかし最高級品である自分たちやピーター・ラートリー、グランマであるイザベラを含め、GFハウス全体を人質にとって立てこもるのであれば、効果は抜群です。
まさに「GF農園を占拠する」という表現にふさわしいのではないでしょうか。
まとめ
以上、166話での「GF農園を占拠する」という作戦の意図と、167話以降での展開の考察でした。
「占拠」という言葉を使ったことからしても、緊急破壊装置を使った作戦が有力なのではないでしょうか。
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