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ミネルヴァのペンや「B06-32」などの座標に隠された秘密

考察
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エマ達はミネルヴァさんのペンを手に入れ、そのペンの情報をもとに移動したり作戦を練ったりしてきました。

 

また、ミネルヴァさんのペンでは特定の場所の座標を「B06-32」「A08-63」のような表現で表していました。

 

このペンと座標の名前は「チェス」をモチーフにしているのではないか、という説です。

 

チェス

約束のネバーランドの作中には、チェスの描写が度々されてきています。

 

ノーマンの戦略的な鬼ごっこを表現する場面だったり、イザベラとフルスコア組がチェスで遊ぶ場面だったり。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、1巻 p.30

 

物語の序盤以外でも、例えば15巻でノーマンが計画を実行する場面でもチェスが登場します。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、15巻 p.161

 

このように約束のネバーランドでは「チェス」に戦いをなぞらえている描写が存在します。

 

ミネルヴァさんのペン

作中にチェスの描写がされることがあるということを念頭において、ミネルヴァさんのペンを見てみてください。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、5巻 p.88

 

ペンの持ち手の部分がチェス盤の模様になっています。

このことから、ミネルヴァさんのペンはチェスをモチーフにデザインされたことが分かります。

 

座標の表現

そして、ミネルヴァさんがペンで指定した「B06-32」や「A08-63」という座標ですが、この表現もチェスをモチーフにしているのだと考えられます。

 

チェス盤は8×8のマスから成っており、横にA〜H、縦に1〜8を割り当てて、各マスを「A8」「B6」のように呼びます。

「B06-32」「A08-63」の前半部分は、このチェスのマスの読み方をモチーフにしているのではないかと思われます。

 

ただし、世界をそのままチェス盤とみなして座標が決められているかというと、そうではないようです。

 

7巻のp.155では外の世界の地図が描かれていますが、A地区の下にB地区があり、A地区の左にD地区がありますね。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、7巻 p.155

 

チェス盤そのものであるならば、A、B、Dは一直線に並んでいるはずなので、あくまで「チェスをモチーフにした」程度にすぎないようです。

 

そして、座標の下2桁についてですが、これは「人間世界までの到達状況(助かるまでの道のり)」を示しているのではないかと思います。

チェス盤は8×8=64マスなので、人間世界までの到達状況もこれに沿って「0〜63の64段階」で示したと考えます。

 

GFは下二桁が00地下シェルターは32ゴールディ・ポンドは63です。

 

GFハウスを脱出したところから始まるので、GF農園は「00」

地下シェルターは中間地点なので「32」

ゴールディ・ポンドは今となっては秘密の猟場となってしまっていますが、もともとは食用児の楽園であり、人間世界に渡るエレベーターが使える場所でした。

つまりゴールディ・ポンドにたどり着けば人間世界に渡れるということだったので、最終的な目的地ということで「63」

 

このように考えると辻褄が合います。

 

まとめ

今回はミネルヴァさんのペンと座標の表現がチェスをモチーフにしている、という考察をしました。

今回の考察は作中で何かの伏線になっている、というよりは単に白井先生がペンのデザインや座標の名前を決めるときにモチーフにした、ということで考えていただければと思います。

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