ゴールディ・ポンドの戦いで最も苦戦した戦いとなったのが、やはりレウウィス戦。
このレウウィス戦に隠された伏線と、レウウィス側の立場で苦戦したことを示唆する描画表現についてです。
レウウィス戦の伏線
レウウィスはエマと本格的に戦い始める直前、このようなことを言っていました。
まず、描写の方はレウウィスがエマの胴体を手で刺していますね。
この状況は実際に起こりました。
しかし、結局はエマは復活し、レウウィスを倒すことに成功します。
レウウィスは「君達に狩り殺されるなら本望なのだよ」と戦いの前に言っていますが、実際に最後には「やはり人間は良い」と言ってますね。
「レウウィスがエマの胴体を手で刺すこと」「人間に狩り殺されること」が、戦いの直前のレウウィスの発言で伏線として示されていたと言えるでしょう。
レウウィスの苦戦
レウウィス戦では、レウウィスからしても想像以上に苦戦しました。
それを示唆する描画表現として、上で挙げた2つのコマがあります。
再掲します。
戦い前のレウウィスの想像では、自分は直立して、見下ろした状態で左手で、エマの正面から突き刺して持ち上げています。
しかし実際に刺した時には、自分はしっかり構えて、下から右手で、エマの背面から突き刺して持ち上げています。
これほど真逆に描いているのは、レウウィスの想像を遥かに超えた苦戦だった、ということを表しているのではないでしょうか。
レウウィスにも余裕がなかったのですね。
まとめ
ゴールディ・ポンドでのレウウィス戦について、戦い直前の描写と決着直前の描写の比較から判明した伏線を紹介しました。
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