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「ウィルオウィスプ/米津玄師」の歌詞が約ネバ脱獄編に似ている

考察
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米津玄師さんの「ウィルオウィスプ」という曲の歌詞が、約束のネバーランドの脱獄編の内容に非常に似ている、というお話です。

 

どちらが先?

米津玄師さんの「ウィルオウィスプ」が含まれるアルバム「Bremen」がリリースされたのは2015年10月7日、そしれ約束のネバーランドの連載が始まったのが2016年8月1日です。

 

発表された時期だけ考えれば、「ウィルオウィスプ」の方が1年近く先ですね。

ただ、約束のネバーランドは白井先生が2年ほどかけてストーリーを考えたと言われていますし、逆に米津玄師さんも一定期間歌詞を考える期間があったでしょう。

 

結局のところどちらが先に構想したかは分かりませんし、事実として「どちらが先か」ということに軽く触れましたが、どちらかが真似したということを言うつもりは全くありません。

白井先生が「ウィルオウィスプ」の歌詞に影響を受けた可能性はありますが、偶然似た可能性も十分にありますし、個人的にはたまたまではないかと思っているので、そこらへんの議論は無しにしましょう。

 

どちらも素晴らしい楽曲/漫画で、どちらも大好きです。

 

「ウィルオウィスプ」の歌詞

それでは、「ウィルオウィスプ」の歌詞の中で、約束のネバーランドの脱獄編の内容と似ている部分を見てみます。

 

1番 Aメロ/Bメロ

街を抜け出したんだ
こんなに世界が広いこと 知らずにいたんだな

米津玄師 – ウィルオウィスプ

 

これまで暮らしてきた農園を抜け出し、知らなかった広い外の世界へ。

 

僕らは行くよ 声を上げて 振り向かないよ

米津玄師 – ウィルオウィスプ

 

エマたちは前向きに脱獄します。

「2年以内に必ず戻る」と言いながら。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、5巻 p.20

 

1番 サビ

ねえ笑おう 手をとってほら
悲しみをはらう為に
もう二度と迷わない
約束したよね
ママ パパ ママ
今もあいたいよ
でもね僕は行くよ

米津玄師 – ウィルオウィスプ

 

サビの歌詞はまさに約束のネバーランドっぽいですよね。

 

家族全員で笑って暮らせる世界を実現するために、脱獄したエマたち。

 

そして「約束」という単語もここで出てきました。

 

さらに、「ママ 今も会いたいよ」と、イザベラ(ママ)を連想させる内容もあります。

会いたいけど、それでも僕は行くよ、と。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、5巻 p.47

 

2番 Aメロ/Bメロ

誰もいない街から街へとゆく僕らの冒険は
くだらないことを喋りあい 身を寄せ合って歌を歌う

米津玄師 – ウィルオウィスプ

 

エマたちは冒険の中で、くだらないことを喋りあい、身を寄せ合って歌を歌います。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、7巻 pp.64-65

 

忘れられないよ どんなときも あの日のことを
僕らは行くよ きっと行くよ もう泣かないから

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、2巻 p.42

 

どんなときも、コニーが出荷されたあの日のことは忘れません。

エマたちはこの現状を変えるために、外の世界へ行きます。

そしてきっと、GFハウスに戻って全員を助け出します。

 

もう泣かないと決めました。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、1巻 p.59

 

2番 サビ

ねえ今は 何もかもが
美しくみえるんだ
もう僕は待ちきれない
あの光る方へ
ママ パパ ママ
皆で行くんだ
寂しくないんだよ

米津玄師 – ウィルオウィスプ

 

外の世界は自由で美しいものです。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、5巻 p.69

 

そして、光る方へ皆で進みます。

もう寂しくなんかない、と。

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、5巻 p.63

 

Cメロ

聞こえるよ 歌声と誰かが僕らを呼ぶ声
ここにいるよ 見つけておくれ 僕らのこの足音を

米津玄師 – ウィルオウィスプ

 

「歌声と誰かが僕らを呼ぶ声」というのは、ミネルヴァさんのことだと捉えられないでしょうか。

食用児たちを助けるために、蔵書票を用いて必死に呼びかけていました。

 

約束のネバーランド、原作 白井カイウ、作画 出水ぽすか、5巻 p.87

 

そして、ミネルヴァはギリシャ神話で「音楽の発明家」ともされています。

「歌声」というのも納得できます。

 

「ウィルオウィスプ」とは

ここまで歌詞を見てきて、約束のネバーランドの脱獄編の内容にかなり似ていることが感じられたかと思います。

 

今度はタイトルになっている「ウィルオウィスプ」とは何なのか、ご紹介します。

 

「ウィルオウィスプ」とは鬼火伝承のことで、分かりやすく言うと「火の玉」です。

ここにも「鬼」という単語が出てきます。

 

また、ウィルオウィスプは死んだ子供の魂だとされており、旅人を底無し沼へ導くとされています。

「死んだ子供」「底無し沼(=ゴールディ・ポンド)」というのも約ネバの世界観に合致します。

 

さらに「ウィルオウィスプ」という名前を訳すと「松明持ちのウィリアム」という意味になり、「闇の中で進む先を示すウィリアム・ミネルヴァ」という意味に捉えることができます。

死後も現世に彷徨い続けるミネルヴァの魂がウィルオウィスプだ、という伝承もあるそうです。

 

まとめ

今回は米津玄師さんの楽曲「ウィルオウィスプ」と約束のネバーランドの類似性について記事にしました。

 

米津玄師さんと白井カイウ先生は同じような世界観を持っているのかもしれません。

どちらも大好きです!

コメント

  1. Bremenに入っている曲のほとんどが約束のネバーランドの世界観とにてます。
    記事を出していただいてありがとうございます!

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